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▽作者: Hermeneus

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Saturday, February 16, 2008




sengoku
戦極のポスター
総合格闘技界がかつてのプロレス団体乱立時とも似た混沌とした様相を呈してきている。K-1と今は亡きPRIDEが全日と新日に相当するだろうか。まずPRIDEが昨年(2007年10月4日)に事実上消滅。その流出選手の受け口として、K-1の総合格闘技部門HERO'S、米の老舗団体UFCの他に、色々と新団体やイベントが生まれてきている。

プロレスの場合は離脱したプロレスラーが自分達で新団体を立ち上げることが多くまだ分かりやすかった。一方、格闘技の場合:

  1. 選手個人(桜庭和志、ミルコ・クロコップ等)

  2. 選手の所属する道場・ジム・チーム(吉田道場、シュートボクセ等)

  3. 興行団体(DSE、FEG等)

  4. イベント・大会(PRIDE男祭り、K-1 WORLD MAX等)

の4要素が必ずしも一致せず、選手がチームを移ったり、同じチームから複数のイベントに参加したり、1つのイベントを複数の団体で共催したりするので、さらに状況を複雑化させている。

格闘技メディアを頻繁にチェックしている人でも現在の各種団体、イベントの相関関係を正確に把握できている人はそう多くないのではないだろうか? 自分はスポーツナビの格闘技セクションを見る程度で、ファン歴はそこそこ長いながらも今はそうコアなファンとは言えないが、もう何が何やらさっぱり分からなくなってしまった。ということで、ウィキペディアを使って少し調べてみることにしてみた。

  • やれんのか:旧PRIDEスタッフを中心とした「やれんのか! 大晦日! 2007実行委員会」と、FEG(K-1)、DEEP、M-1の協賛で2007年12月31日に開催された総合格闘技大会。

  • DREAM:やれんのか実行委員会とFEGの合同で開催される予定の、やれんのかの後継になると思われるイベント。

  • 日本総合格闘技協会:2007年10月15日に発足した総合格闘技の協会。初代会長は日本レスリング協会会長の福田富昭。従来の総合格闘技興行とは異なり、興行運営及び競技規則の透明化を図るため中立的なコミッション委員会を設置する。興行部門は株式会社ワールドビクトリーロード。2008年3月5日に旗揚げ興行「戦極」を開催予定。

  • ワールドビクトリーロード:日本総合格闘技協会の興行部門。PRIDEのスポンサーを務めていたドン・キホーテやPRIDEに協力していた日本レスリング協会会長の福田富昭らが中心になって、PRIDEの選手やスタッフの受け皿となることを目的として設立。

  • 戦極:ワールドビクトリーロードが主催するイベント。2008年3月5日に旗揚げ興行開催予定。

PRIDEの後継イベントとして、戦極とDREAMが2つ出来てしまったということなのだろうか? K-1(FEG)はDREAMに絡んでいる。K-1のHERO'SはDREAMに接収されるらしい。だから既にK-1移籍済みの桜庭和志らもDREAM。高田延彦もDREAM。吉田秀彦は戦極に参戦予定で、吉田道場のマネージング会社J-ROCKの社長である國保尊弘がワールドビクトリーロードの広報を務めている。昨年末のやれんのかで秋山成勲と対戦した三崎和雄、そして五味隆典は戦極の旗揚げ興行に出場予定。青木真也はDREAM出場予定。

うーん、分かったような、分からないような…

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